五百枚の原稿用紙買ひ持ちていまだ紙なる重さを運ぶ 大西民子 原稿用紙を鶴にカッパに折りたたむコタツの卓にもの書きあぐね 道浦母都子 原稿用紙の桝目はみでる「鬱」の字は手足をたたみ恐縮している 小高 賢 書き進む原稿用紙に手の汗の幾度か滲(にじ)む夜…
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