天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-02-26から1日間の記事一覧

心を詠む(5/20)

面影をあひみしかずになすときは心のみこそしづめられけれ 後撰集・伊勢 *姿を思うだけでも実際に逢う数に加えられれば、心が鎮められるという。 思ひやるこころばかりはさはらじを何へだつらむみねの白雲 後撰集・橘 直幹 秋萩を色どる風は吹きぬとも心は…