天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-07から1日間の記事一覧

心を詠む(14/20)

せめて同じき調べに心つながむとわれら危ふく木の扉押す 小野茂樹 忽然と心の中にあらはれしあをき扉のかげに佇む 小野茂樹 *二首に、扉が共通している。どうやら心のつながりを左右しているものを扉で比喩しているようだ。 冬山に来りてこころ緊るとも砕け…