天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-08から1日間の記事一覧

心を詠む(15/20)

かさかさになりし心の真ん中へどんぐりの実を落としてみたり 山崎方代 *「かさかさになりし心」からは都会生活を、「どんぐりの実」からは懐かしい故郷を連想する。 心には形(かたち)はあらず限りなく深き心を持てとなるべし 都築省吾 *心の形とか深い心と…