天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-03-18から1日間の記事一覧

大樹を詠むークス

クス(樟、楠)は、クスノキ科の常緑高木。暖地に生えて、幹回りが3 m以上になる巨木が多い。樟脳になる香木として知られ、飛鳥時代には仏像の材に使われた。 和泉なるしのだの森の楠の木の千枝にわかれて物をこそ思へ 夫木抄・よみ人しらず *「和泉の国に…