天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-04-02から1日間の記事一覧

命の歌(10/17)

遺棄死体数百といひ数千といふいのちをふたつもちしものなし 土岐善麿 光無きいのちに在りてあめつちに生くとふことのいかに寂しき 若山牧水 グロキシニアつかみつぶせばしみじみとから紅のいのち忍ばゆ 北原白秋 *グロキシニア: イワタバコ科の常緑または…