天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-04-04から1日間の記事一覧

命の歌(12/17)

しばらくのいのち支へてゐる我に挽歌を聞かす夜の雨の音 君島夜詩 *君島夜(よ)詩(し)(1903―1991)は、大正-昭和時代の歌人。小泉苳三に師事し,大正11年「ポトナム」創刊に加わる。 死(しに)すればやすき生命(いのち)と友は言ふわれもしかおもふ兵は安しも …