天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-04-07から1日間の記事一覧

命の歌(15/17)

空の辺にいのちをのべて啼くものの晨(あした)の声よいづこより来し 清原令子 千日に足らぬ命をはかなめば今朝若竹に露しとどなり 楠瀬兵五郎 ちちのみの父の命と引き換へに百首の歌を我は賜る 平田利栄 *父の臨終に際して評価の高い百首の歌を詠んだ、とい…