天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-05-18から1日間の記事一覧

戦争を詠むー武器(2/4)

星の如くB二十九に迫りゆきたちまち落つる戦斗機二機 岡野弘彦 秋津しま上空に機首をあげゆきてひかりとなりし戦闘機ある 柴 英美子 焼夷弾消しし記憶の怪しくもおぼろに遠く朝の飯(いひ)食ふ 谷 馨 *焼夷弾: 家屋物資の焼失破壊や火炎による人員殺傷の目…