砲弾の破片のうずくこめかみに土瓶の尻をのせて冷せり 山崎方代 胴体を波に深くしづめ軍艦の取りつくしまもなく横たはりゐる 木下利玄 海底に夜ごとしづかに溶けゐつつあらむ。航空母艦も火夫も 塚本邦雄 一隻の空母入り来て泊(は)つる夜や葉の細部まであぢ…
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