従軍歌集を読んでいて連想するのは、平家物語や太平記のような七五調で語られた軍記物の場面である。例えば、『山西前線』聞喜城は、敵の大軍に包囲され、籠城八十日間、少数の部隊で奮戦死守した様子を歌った一連であるが、これには太平記「新田義貞の進撃…
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