天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-07-05から1日間の記事一覧

晩年を詠む(2/3)

青嵐去れり五十を晩年とおもひしばらくのちにおもはず 塚本邦雄 紅鶴(フラミンゴ)ながむるわれや晩年にちかづくならずすでに晩年 塚本邦雄 晩節に入りて苦しも片なびくわれも茅(ちがや)かかがよひのなか 高嶋健一 *高嶋健一: 高齢になるにつれ、人工透析を…