天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-08-09から1日間の記事一覧

短歌における表記の効用(5/8)

◆漢字の読み・ふりがな 1/3 くらぐらと赤(せき)大輪の花火散り忘れむことをつよく忘れよ 『バルサの翼』 四月みなけぶれる花冠われら生きわれらまづしき棲家(いへ)かへてゆく しのび入るはじめの夏の夜に献(おく)るどの髪切蟲(かみきり)もピンに刺されて 植…