天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-08-30から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー骨(4/4)

骨くらいせめて綺麗にしておかむ今日は為朝百合がひらきぬ 石田比呂志 *上句は情景がわからないので不気味。 音たてて頸骨まはすそのかみの恐竜たちが風きくさまに 井辻朱美 おそらくはつひに視ざらむみづからの骨ありて「涙骨(オス・ラクリマーレ)」 塚本…