天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-09-07から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー目(7/9)

おとろふる眼(まなこ)をとぢて佇つ樹(こ)したさくらは燃ゆるほのほのおとす 上田三四二 *下句の桜が燃える炎の音が聞こえる、とはなんとも独特! なほ言へとうながす眼(まなこ)にむかひあふ二つプランを言ひ終へしいま 篠 弘 焼却炉にとろり溶けしはわれの…