天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-09-08から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー目(8/9)

移る世に変はらざるもの並(な)べて親し例へば若ひとの深き眼差 黒沼友一 わが方を見てゐるやうなゐぬやうなこんな小さな目だつたかきみ 池谷しげみ 正月用はまち活け締め千本をさばき眼の下くろずめる者 浜口美知子 目薬の一滴をさししばかりにてわが目は水…