天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-10-05から1日間の記事一覧

身体の部分を詠むー唇(2/4)

火をおぶる唇もちしものぞ行く花の枝白き夕闇の中 玉城 徹 *「火をおぶる唇もちしもの」とは、強烈な表現だが、相当な論客をさすのか、 キスをしたときに唇が熱かった相手をさすのだろうか。「唇もてる」ではないか? くちびるに水のことばはあふれつつ吟遊…