天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-11-16から1日間の記事一覧

鳥のうた(3/12)

けふもまた垣根のうばらつたひ来て霜ふむ鳥の跡はありけり 望月長孝 *うばら: とげのある植物のこと。いばら(茨)。 むらぎものこころたのしも春の日に鳥の群がり遊ぶを見れば 良寛 *むらぎもの: 「心」の枕詞。 たのしみは常に見なれぬ鳥の来て軒遠か…