天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-11-20から1日間の記事一覧

鳥のうた(7/12)

鳥はいやしき同情者たることなけれ人なぐさめてゐるわがあはれ 三井ゆき きららかについばむ鳥の去りしあと長くかかりて水はしづまる 大西民子 *ついばむ鳥と水との関係が分からないが、見たままの情景を詠んだのだろう。 真っ黒な卵を一個産みにしが卵も鳥…