天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-11-23から1日間の記事一覧

鳥のうた(10/12)

ゆふぐれの鳥さけびつつ生きてゆく途上の孤独まぎれもあらず 柴 英美子 くちばしに鳥の無念の汚れゐて砂上に肺腑のごとき実こぼす 小中英之 まどろめる沼に降り立つ白き鳥スカーフ一枚ほどの軽さに 鈴木美江子 *上句の情景描写が不可解。まどろむ、降り立つ…