この国の忌日つらなる八月になほ忘らえぬ死者よわが兄 水沢遥子 三月ほど逢はねば兄はささいなる用事をもちて職場訪ひくる 井上菅子 抽き出しの奥に残されいたりけり兄の春本酢の匂いして 浜名理香 兄の書きし日記を元に書かれたり太宰治の「パンドラの匣」 …
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