天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2021-12-23から1日間の記事一覧

男を詠む(2/4)

唐(から)国(こく)に行き足(たら)はして帰り来むますら建(たけ)男(を)に御酒(みき)たてまつる 万葉集・多治比鷹主 大夫もかく恋ひけるを手弱女(たわやめ)の恋ふる情(こころ)に比(たぐ)ひあらめやも 万葉集・坂上大嬢 *「丈夫の貴方でさえ私にこんなに恋して…