天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-01-22から1日間の記事一覧

わが歌集からー旅(2/7)

中禅寺湖晩春 五首 頂に雪消え残る男体を右に左に見るいろは坂 「五月なほふかきみ雪の男体」と詠める空穂の歌碑に触れゐつ *窪田空穂の一首は、「五月なほ深きみ雪の男体の山に解けてはみずうみとなる」。 温泉(ゆ)のほてりさまさむとして窓際に湖上に暮る…