天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-02-04から1日間の記事一覧

わが歌集からー鳥類(7/15)

カモメ 16首 さはさはと川面の空にはばたける朝を目覚めし白百合鴎 同居せる檻の狭きにいらだつや背黒鴎を川鵜がつつく 打ち寄する波を避けざるユリカモメしばし休みて潮風に乗る ユリカモメ浜に集ひて闇を呼ぶ一灯点る腰越漁港 ユリカモメ冬の岩場に群れ…