天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-02-11から1日間の記事一覧

わが歌集からー鳥類(14/15)

善知鳥(うとう) 2首 地を出でし善知鳥(うとう)の雛は六月のエゾカンゾウの風に吹かるる 嘴にイカナゴあまた咥へたるウトウ帰り来天売(てうり)の島に オウム 2首 「おはやう」と「ばか」くり返すオウムゐる人語悲しき公園の朝 みな目つきをかしくなりて人を…