天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-02-20から1日間の記事一覧

わが歌集からー魚類(6/7)

アブラボウズ 2首 深海魚アブラボウズはみた目には煮ても焼いても食へさうにない 日本一海底ふかき駿河湾アブラボウズ釣れくぢらジャンプす カジキ 2首 尾を振りて青き海面をくぐりゆくカジキの雌に鈷迫りたり シチリアの男の太き手の伸びてカジキに鈷をう…