天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-03-04から1日間の記事一覧

わが歌集からー樹木(10/11)

咲き満てる河津桜の山腹を人つらなりて九十九折(つづらおり)ゆく 小雨ふる桜まつりの山にゐてリーマン予想に囚はれてをり 谷間をうづむるほどに咲かせたしおかめ桜の根府川の郷 青空に辛夷つのぐむ公園は肥満防止の人ら走れる 六月はブルーベリーに桃、李(す…