天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-03-14から1日間の記事一覧

わが歌集からー花(9/10)

菜の花のまぶしき山ゆ見下せばささくれ立てる一月の海 梅園の出店の主人この年の梅の開花の遅れを嘆く 菜の花と河津桜の中腹に客待ち顔の出店がならぶ 見てをれば白木蓮をさしおきて一足早く辛夷花咲く 横浜の西に位置して稼働せる馬酔木花咲く下水処理場 桜…