天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-03-15から1日間の記事一覧

わが歌集からー花(10/10)

紅梅の山門入れば左手に誰姿森元使塚(たがすがたもりげんしづか)あり 吊り橋に迂回路あれど怖いものみたさに渡るつはぶきの花 身近なる花の名前も忘れはてただ美しと日々をすごせり よろこびを白き花さく野に見れば山の桜も間なく咲くらむ 樹齢千五百年とぞ…