平成九年 左義長や海に退く真の闇 平成の世に打初めの刀鍛冶 初漁や鴎伴ひ入港す 千年の樹に鶯の啼きにけり 鎌倉は路地多きかな沈丁花 白酒に正座の少しくづれけり 蕗の薹小さき指に摘まれけり 頂を白き雨くる紀元節 あきらめて下山を急ぐ春時雨 火渡りの呪…
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