天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-05-27から1日間の記事一覧

動作を詠む(1/3)

動作の主体となる體の部位によって言葉は異なってくる。今回は、足(脚)手(腕)の場合をみてみよう。 歩む おし黙し舗道の灯かげに歩みつつこの黒き群は何を思へる 臼井大翼 いくほどをわれら歩みしあをあをと潮騒光る崖の上の道 古泉千樫 たはむれに母を…