天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-06-01から1日間の記事一覧

質問・疑問を詠む(2/2)

何処(どこ)、いづく、いづこ、いづち、いづべ 鶴の首夕焼けておりどこよりもさびしきものと来し動物園 伊藤一彦 ささがにのいづくに人はありとだに心細くも知らでふるかな 後拾遺集・清原元輔 *ささがにの: 枕詞。蜘蛛(くも)・蜘蛛の糸・蜘蛛の網(い)…