俳句の季題には苔の花があるが、植物学的には苔には花は咲かないらしい。白や薄紫色の胞子を入れた胞子囊を花に見立てたようだ。 岩角や火縄すり消す苔の花 太祇 御地蔵や膝も眼鼻も苔の花 一茶 水打てば沈むが如し苔の花 高浜虚子 苔咲くや親にわかれて二十…
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