天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-09-01から1日間の記事一覧

歌人を詠むー西行(1/2)

朽葉いくつしづむ清水を手にむすぶ花(はな)狂人(くるひびと)ここに 命やしなひき 上田三四二 西上人(さいしやうにん)の御霊(みたま)つつむと春ごとに花散りかかる その墓のうへ 安田章生 真に偉大であった者なく三月の花西行を忘れつつ咲く 三枝昂之 西行の…