天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-09-27から1日間の記事一覧

知覚を詠むー痛み(1/2)

「痛み」とは、生理的にも心理的も外部から強い刺激を受けた時の苦しみをいう。「いたまし」は、我が身と比べ相手をかわいそうに思う意。(辞典による) 丹生(にふ)の河瀬は渡らずてゆくゆくと恋(こひ)痛きわが背(せ)いで 通(かよ)ひ来(こ)ね 万葉集・長皇子…