天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2022-10-03から1日間の記事一覧

歌集『サーベルと燕』について(4/4)

[巧みな修辞] あたたかき冬の日にして手つなぎあひ保育園児のおさんぽが行く 永平寺の修行僧といふ人生もありしか遠(をち)の遠(をち)の山辺に 松葉牡丹の花をうたひて色彩のとびちる如し斎藤茂吉 裕次郎「北の旅人」そのこゑはワイングラスのこころに沁み…