夕暮れて人皆帰る仕事場にひとり書を読む聖夜なりけり 年一回相模湖にくる一団は湖底に沈む村の人々 四条流包丁の技伝へ来し包丁塚に蝉時雨降る 月山の修験終りて降りくれば町の匂ひに涙流るる サルバドール貧しき子等の朗らかに空缶たたくサンバのリズム 新…
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