荻原の葉末のまろき巣に生れしカワネズミの子等秋風をかぐ 伐採の山を追はれし鹿なるや入江の家の芝生食みゐる 雲の棲(す)む国メガラヤの少女等は水を背負ひて斜面を登る 波の穂に黒き人影立ち上がる秋の日射の茅ヶ崎の海 山鳩は社の鳩になじまざり枯木林に…
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