客待ちのタクシー涼むプラタナス 鵠沼の五月の黒き浚渫船 蚊に刺され鴫立庵の投句箱 声かけて案山子と識りぬ山の畑 酒提げてしばし佇む花野かな 腹這ひて初波乗りの沖に出づ 子を膝にのせて電車の花野行 帽子とり秋立つ風を招きけり 伝へてよ津軽の里の虫送…
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