天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

旧盆

 今朝、「藍生」の第十三期紅藍集作品向け俳句五句を送った。
八月十五日締切なので、急ぐことはないのだが。
紅藍集作品は、一年間、黒田主宰の選なしで、毎月五句が
結社誌「藍生」に掲載される。勤務先がある九段坂周辺を
題材に、四季折々を詠むことに決めている。


     絢爛たり色鯉餌に群れて跳ぶ
     政治家の文人画家の盆灯籠
     カッポレは尻つ端折りの浴衣かな
     女生徒の群れてさざめくかき氷
     あめんぼに水面の恋のありにけり