北鎌倉・明月院の庭にある。「つるべの井」とも。そこの立札の説明には、次のように書かれている。
鎌倉十井の一つ。
岩盤を垂直に掘り貫いて造ったとみられ、
その内部が水瓶のようにふくらみがある
ことから「瓶の井」と呼ばれ、鎌倉十井の
中でも現在使用できる井戸としては数少ない
貴重な存在である。
鎌倉十井とは
江戸時代水質のあまり良くなかった鎌倉の地において、
数多くある井戸の中でも特に良質の水が湧いたと
伝えられる十の井戸。
うぐひすや釣瓶の端に桶ふたつ
水質の良さを愛でられ今に汲むつるべの井戸の桶あたらしき