天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

毛虫

久里浜・花の国にて

 蝶や蛾の幼虫。無毛か微細な毛のものには青虫とか芋虫がある。植物の茎や葉を食べる。



  水無月のゆふべの庭の土暑し掃きあつめたる
  毛虫を焼くも          川田 順
                         
  斃すべき男殺さざりしかば毛虫千匹年毎に
  見逃さず            斉藤 史
                           

      全容の定まりがたき毛虫かな