天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

サングラス

最近購入したもの

 太陽光線から目を保護するためにかける色の着いた眼鏡。日よけ眼鏡。



  サングラスはずして見れば朱の色のほのぼのとして
  小さき赤富士            川口美根子
                         
  反戦詩読めばやさしき地下鉄の青年がかけし
  サングラスまた           佐佐木幸綱
                         
  サングラスかけて出づれば透明のわれかもしれず
  回転扉               吉岡生夫
                         
  隕石を義眼にちりばめいつの日か星となるまで夜の
  サングラス             大下ユミ子