2009-10-29 うめもどき モチノキ科の落葉低木。落葉後もついているたくさんの小さな赤い実を愛でて、庭木、盆栽、生花などに使う。漢字で、梅擬と書く。 ひゑ鳥のうたた来啼や梅もどき 蕪村 晩年の濃き茶二人で梅もどき 福田紀伊 鎌倉のいたるところに梅もどき 中川宗淵 裏やぶにここだく赤きうめもどき手ぐりて引けば実をこぼしたり 平福百穂 凛然とひとき一木の紅き梅もどき氷雨の中に響きつつあり 宮 柊二 朝鳥の食欲そそる梅擬