天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

東京ディズニーランド

東京ディズニーランドにて

 前回来たのは、ずいぶん前になるが夏休みの頃であった。最近のイベントの内容は、さすがディズニー!と感心するほどよくできている。特にびっくりしたのは、3D映像と座席の振動、足に当たる空気、顔に当たる水蒸気などの組み合わせによる、現実感であった。鼠が足下をかすめ、ガラスの破片や犬のくしゃみが顔に吹き付け、虎や大蛇の牙が身に迫りくるといった臨場感に、観客は悲鳴をあげた。



  わが描くミッキーマウスをのぞきこみ「ちげえよ」と言ふ女児
  は四歳


  パレードに現れをどる妖精はみな年増なりディズニーランド