天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

ラベンダー

大船フラワーセンターにて

 ラベンダーについては、2010年7月14日のブログでご紹介したが、今回はその補足である。古代ローマ人たちは、入浴や洗濯の際にラベンダーを湯や水に入れることを好んだという。現代でも主に石鹸、化粧品に用いられる。さし木で増やす。花の色には、品種により、紫、白、ピンクなどがある。


  相携へむせ返る程のラベンダーの丘に遊べり行きつ戻りつ
                     神作光一
  うすむらさきに野をけむらせむたくらみの潰えて我の
  ラベンダー枯れぬ           斎藤 史