天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

熱海梅園

熱海梅園にて

 糸川の熱海桜を見てから、バスで梅園に行った。予め開花状況をWEBで調べていたのだが、思ったよりも多くが咲いていて見頃であった。土日祭日には、いろいろなショーがある。人出がやりきれないので、そうした日は敬遠した。猿回しが僅かの客を相手に猿に芸をさせていた。


     梅の花から花へ目白飛ぶ
     白梅に目白来てゐる厠かな
     根の岩と化したる楠の淑気かな
     童謡の熱海梅園猿廻し
     白梅や拍手まばらの猿廻し


  谷川に蝋梅白梅紅梅の熱海梅園腰掛けやき
  三人のをみなを前に猿廻し猿のご機嫌とりて笑はす