天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

ヒマラヤ

NHKテレビの放映画像から

 インド亜大陸チベット高原を隔てる多数の山脈(カラコルム山脈ヒンドゥークシュ山脈天山山脈崑崙山脈など)群から構成される。西はパキスタン北部インダス川上流域から、東はブラマプトラ川大屈曲部まで続き、ブータン、中国、インド、ネパール、パキスタンの5つの国にまたがる。ユーラシアプレートとインド・オーストラリアプレートの衝突によって隆起形成された。


  雪かづくヒマラヤの山透きてみゆ藻のかたなびく湖(うみ)
  の向ふに                中野菊夫


  青く透くヒマラヤの芥子夢に来てあとの三日をこころ染めたり
                      斎藤 史
  天翔る暫しの遊びヒマラヤの峰々の雪輝きわたる
                      小暮政次
  <ヒマラヤは風が経読む>ヌーヴォーのグラスを置きて人
  はつぶやく               三井 修