2015-08-11 打ち水(1) 夏の昼あるいは夕方、涼風を呼ぶためやほこりをしずめるために、庭先、道、店先などに水を打つこと。水打つ、水撒く、水遣り などとも。 打水に夕べせはしき木挽(こびき)町 武原はん 駅長の打ちたる水を踏みにけり 上野たかし 立山のかぶさる町や水を打つ 前田普羅 妻の病すこしよろしくなるままに庭の木草に水やりにけり 尾上柴舟 打水に濡れわたりたる門(かど)にしてすずしく咲かす大き朝顔 窪田空穂 庭石のくぼみにのこる打水や雀あしひたし�晧搏(はばた)きあぶる 宇都宮 研