2016-02-16 巣立ち ひなが巣立つこと。巣離れ。俳句で春の季語。転じて、子が成人して親元を離れること。また、学校を卒業して社会に出ていくこと。 鳥ぐら立て飼ひし雁の子巣立ちなば檀の岡に飛び帰り来ね 万葉集・日並皇子宮の舎人 幾筋の光 するどく空を截り かはせみは今朝 巣立ち たるらし 岡野弘彦 何を捨て何を携え巣立ちゆく幾日も子は荷にまとめいる 下野恵助